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第3回バスツアー(9/7開催)報告レポート

今回ご報告するのは第3回バスツアーの模様!
満員御礼となり、バスの中は出発早々賑わっています。
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今回のテーマは「愛知三河のモノづくり企業のスゴイ人と技術編」。
訪問する3社はいずれも「愛知ブランド企業」に認定された実力をもつ企業です。

「モノづくり自体には元々興味がなかったのですが、友達に誘われて参加してみようと思いました」
「製造業志望なので、あまり知らない中小企業を含めて理解を深めたいと思っています」
思い思いの理由から参加を決めたみなさんを乗せて、1社目の加茂精工株式会社に向かいます。

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緑に囲まれた道をくぐり抜けて到着。
用意していただいた部屋に入ると今瀬社長が迎え入れてくれました。

加茂精工株式会社は開発型ものづくりメーカーで、製品のほとんどがオリジナル商品だそう。
世の中にない商品を生み出せる開発力から、売上の35%は海外で受注しています。

そうした会社の特徴のほか、
中小企業ならではの面白さとは?
夢や目標を実現するために必要なこととは?
といった、将来への希望も迷いも多き参加者に向けたメッセージもいただきました。

その後はグループに分かれて工場見学し、社員の方との交流タイムもありました。

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社長と社員の方の何気ない会話、
工場見学で引率していただいた社員さんと工場内で作業されている社員さんとの会話から、
働くみなさんの距離の近さが垣間見えました。

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帰り際にパシャリ。
実は会社の技術力が注目され、NHKの「超絶 凄ワザ!」に出演したこともあるそうです。

お昼休憩をとり、向かう2社目は合資会社野田味噌商店。
到着して間もなく、野田社長に味噌蔵へと案内してもらいます。

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食育の一環として、味噌蔵へ見学にやってくる子どもたちにこの教室で話をするそう。

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一番古い木桶は江戸時代につくられたもの。
歴史を感じさせる木桶に囲まれ、その雰囲気に圧倒されます。

味噌が家庭で見られるような味と形になるまでにはどんな過程を踏んでいるのか。
味噌についての話に始まり、
「企業にとっての進化とは何か」
「これからの時代に人々から求められるものは何か」
といったより広い視野で「働く」について考えるためのヒントを沢山いただきました。

残る1社は瓦を販売する丸栄陶業株式会社。
「実は愛知県って瓦の名産地なんですよ」という社員さんの言葉に
今まで知らなかった、という声が沢山上がります。

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瓦の形になる前、粘土の状態から
瓦が焼き上がって冷まされているところまで見学させていただきました。

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工場を出ると、すぐ近くにあったのは瓦の展示スペース。
親しみのある和瓦から、お寺に使われるような装飾がなされた瓦、
色鮮やかな洋瓦などを間近で見ることができました。

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見学後は社員の方に仕事の魅力やご自身の就活のことなど、沢山の質問をさせていただきました。
「どんなきっかけで瓦を扱う会社に入社しようと思われたんでしょうか?」
という質問に、
「はじめから瓦の会社を目指してたわけではなくて。
とある合同説明会で展示されていた丸栄陶業の瓦がふと目に入って、
『綺麗だな』って吸い込まれるように行ったんです。
そしたら人事の方がキラキラした目で瓦のことを語ってくれたから、
その時からこの会社が気になって仕方なくなって」と答える社員さん。

会社との出会いはどこでどんな風に起こるか分からないものですね。
運命の出会いのためにも、できるだけ多くの会社に足を運びたいものです。

あっという間に3社を回り終わって、
帰りのバスでは1日の振り返りをみんなでシェアしました。

「パソコンで会社を調べるだけでなく、実際に企業訪問して社長や社員の方の話を聞くことで、
その企業の本当の魅力が分かるのかもしれないと思いました」
「社風というのは実際会社に足を運ばないと分からない。
だけどそれを知っているか知らないかは大きな違いなのではないかと感じています」

会社を実際に訪問して、直に見聞きするからこそ伝わってくる
それぞれの会社の魅力に触れた1日となりました。

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