ブラック企業、ホワイト企業という言葉がもはや一人歩きを始めている昨今ですが、
結局のところ、いい企業、働きやすい企業ってどんな会社でしょう?
だって、「働きやすさ」は人によって違うはず。
残業が少ない会社?産休・育休を取れることが普通の会社?
性別の違い、人種の違い、家庭環境の違い、障がいのある・なし。
世の中の「働く人」には、実にいろんな事情の人がいます。
そうした、すべての人たちがお互いの違いを受け入れ、特徴を活かしながら働ける社会を実現しようと、ダイバーシティ、インクルージョンなんて言葉も飛び交うようになりました。
でも本当は、身の周りにいる会社の仲間たちが、
ほんのちょっと理解を深め合うだけで、働く場所って変わるかもしれない。
社会課題に取り組む……なんておおげさな話ではなく、
一緒に働く仲間のそれぞれの事情に合わせて、
自分たちの「働く」を今より自由なものにしようと取り組みを始めた企業があります。
正解なんて分かりません。でも、まずは、自分たちにできることから手をつけてみる。
今回は、そんな小さなイノベーションを始めた企業を回る旅です。
◇育児や介護といった家庭の事情で一度職場を離れた社員の復職を可能にする「再雇用制度」を導入した、水処理業界の中小企業とは。
◇障がい者の就労支援に取り組みながら、自らの職員の労働環境改善に力を注ぎ、勤続10年以上の職員も多いという社会福祉法人とは。
◇社員・パート合わせて、スタッフの90%が女性。子育て中の女性社員たちが、自ら育休などの支援制度の策定に取り組んだコンサルティング会社とは。
自分にとっての「働きやすさ」って何だろう?そんな視点を持ちながら見て欲しい、3つの企業を巡ります。
訪問企業
- 株式会社エステム
- 育児や介護といった家庭の事情で一度退職しても復職が可能になる「再雇用制度」。今、トヨタ自動車やシャープ、サントリーといった大手企業が再雇用制度を導入しつつあります。そんな中、水処理を専門とするエステムでも業界でいち早くこの制度を導入。育児や介護といった理由以外に、大学院進学・海外留学などで退職した社員も復職できる体制を整えています。
- http://www.stem.co.jp/
- 株式会社ラッシュ・インターナショナル
- スタッフの9割が子育てママだという同社。子育て中の社員でも、働きやすく能力を最大限に発揮できる取り組みに力を入れ、販促支援事業において多数のクライアントから信頼を得ています。経産省が主催する「新・ダイバーシティ経営企業100選」にも選出され、ニュース番組で同社の働き方が取り上げられたことも。これからの時代に求められる「働き方の多様性」とは?講演会に引っ張りだこの社長に伺います。
- http://www.rush-i.com/
- 社会福祉法人ひまわり福祉会
- 厚労省の調査結果によると介護職員の全国平均勤続年数は5.5年。そんな中、ひまわり福祉会の職員には勤続年数10年以上のベテランも多いという。知的障害者や身体障害者の生活・自立支援サービスを展開すると同時に、職員の働きやすい環境づくりにも力を入れ、産休・育休後職場復帰する職員も多数存在している。その労働環境改善の秘訣とは?
- http://www.kidoairaku.org/
開催概要
開催日時 | 2016年9月5日(月) 9:15〜17:45 |
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定員 | 25名 |
締切 | 9月2日(金)〜23:59 定員に達した場合、締切前に応募受付を終了いたします。予めご了承ください。 |
対象者 | 卒業年次未満の学生(大学1〜3年生、短大1年生、専門学校1年生など)の方 |
服装 | 私服でお願いします。スーツはNGです。 |
持ち物 | 筆記用具(メモをPCやタブレット端末で取りたい人はお持ちください) |
参加費 | 無料 (※昼食の用意はありません) |
集合場所 | 株式会社ジオコス(名古屋市中区栄2丁目9-26 ポーラ名古屋ビル4階)
JR・私鉄各線「名古屋駅」より、地下鉄東山線で藤が丘方面へ1区間の「伏見駅」下車。 |
当日スケジュール | 9:15 出発 10:00 社会福祉法人ひまわり福祉会 12:00 昼食 13:00 株式会社エステム 15:30 株式会社ラッシュ・インターナショナル 17:45 伏見到着 |